3軒茶屋婦人会&六番目の小夜子 [entertainment]
こわい、怖すぎるこの写真・・・
中でも右端の大谷さん、いつもとても硬派な雰囲気で、「人間風車」の哀しい刑事が大好き(ドラマ「相棒」でも刑事ですねー)でしたのに・・・
作:ジャン・ジュネ
演出:G2
企画・出演・演出:3軒茶屋婦人会(篠井英介、大谷亮介、深沢敦)
個性派という言葉では物足りない個性と、隠しきれない実力を持つ役者、篠井英介、大谷亮介、深沢敦。昔から仲が良く、たまたま家が近所だった3人が一昨年、ユニットを立ち上げた。それが3軒茶屋婦人会だ。旗揚げ公演として、本来は女性の3人芝居であるはずの「バニティーズ」を上演、チアガール姿まで堂々と披露して、観客に爆笑と感動とインパクトを与えた彼(彼女?)らが再び帰ってくる。しかも今度は、同じく女性3人芝居でありながら、内容がガラリと異なるジャン・ジュネの「女中たち」を選んできた。退廃の香り濃く漂うこの作品で、百戦錬磨の3人は、どんな手練手管を見せてくれるのか・・・
で結果は・・・「わけわからん」・・・
本日、東京は千秋楽でございますね。
が、パンフレット、迷ったけど(またしても千五百円は高過ぎ)買ってよかったですよ。
深沢さんが脚本読んで「わけわかんないわー」って思った、ってところ、ホッとしましたもの。
篠井さん「今回は、ストーリーをわかろうなんて思わないでほしいですね」-だよね~
いやあ、みんなお芝居が好きってのはわかるし、稽古してて面白いんだろうな、
これを構築していく面白さってすごいだろうな、っていうのはわかるんだけど・・・
大谷さんが前回やってから女性への接し方が変わった、
「ホント、我慢するようになったし、『ゴメンネ』と本当に謝れるようになった」
「片目でしか人生を見ていなかったって気づいた」はおかしかったですね~
はい、「ヴァニティーズ」のとき、ちゃんと女性に(うぅ、大谷さんのハイスクールチアガール・・・)見え、しかも最後は保守的で窮屈でしかも鬱屈した女性の悲哀まで見えました。
そういうメで見ると面白い。
が、純粋に芝居としてだけ見たときには「なんでこれ?!」「わけかわらん!?」
対談に参加した古ちん(古田新太さん)が四人目のメンバーに、
というより、ときどきゲスト顔出しなんかしたら本当に面白いだろうなーと思いつつ、
観終わった直後、もう3軒茶屋婦人会は観るのよそうかなと思ったけど、
うーん、どうしよう、次も演目次第かな、とパンフ読んだら少し軟化しました。
ちなみに、私が観た日は戸田恵子さん、中村福助さん、植本潤さんがご観劇。
他にもどなたかいらしていたようですが、よくわかりませんでした。
立ち見は出ていたのかな、補助椅子が出てて(潤さん補助椅子!)いっぱいでした。
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で、こちらは遂にゲットしたDVD!オークションで、やっと。
もう絶版なんですもの
もう6年前になるNHKの少年ドラマシリーズ(正式にはドラマ愛の詩)
謎が謎よぶ独特のミステリータッチ。
キャストも音楽も台本も編集も、大好きなんです。
主人公・潮田玲(鈴木杏)の通う中学校には「三年毎に生徒のだれかが『サヨコ』として三つの使命を果たすと、『大いなる扉』が開かれる」という不思議な言い伝えがある。
幼馴染・関根秋(山田孝之)に送られてきたサヨコの証である鍵で自分が六番目のサヨコになろうとする玲だったが、その年のサヨコはふたりいた・・・
自分こそ六番目のサヨコだという美貌の転校生、津村沙世子(栗山千秋)。
十二年前に死んだ二番目のサヨコの名も津村沙世子。
そこに「サヨコ」を妨害する者や、偽のサヨコが現れて・・・
それにしても、鈴木杏ちゃん、当時まだ小学生だったんですね・・・とは思えぬ名演技!天才だわ。
栗山千明ちゃんは中学生、パパになっちゃった山田孝之クンは高校1年かな?勝地涼クンは山田君の弟役でやっぱりまだ中学生。
なんと豪華な顔合わせ!みんなビックになっちゃいましたね。
『やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め漆黒の恐怖で包みこんだ』という言葉がぴったりな原作(恩田陸さんのなんとデビュー作)では高校が舞台だけれど、中学が舞台のこのドラマはまったく別物の面白さ。もっと青くて、不安な希望や夢のようなものがほの見えて秀逸です。
また再放送すればいいのに。
たくさんの人に見て欲しいお奨めのドラマです!
と思いましたら、CS ミステリチャンネルの春休みスペシャルで3月21日から全12話放送ですって。
見られる方はどうか、是非見てくださいね。
ガラスのクスリびん [antique]
硝子の薬壜…
もう8年前になるでしょうか。
ロンドンのカムデン・ストリートで買いました。
ロンドンでは土日になると、あちらこちらでストリートマーケットが開かれます。
アクセサリー、雑貨、古着、アンティーク、ハンドクラフト…
英語が不自由なので、それほど詳しくは聞かなかったけれど、どちらも19世紀のものだとか。
ほんとかな。
J.T.DAVIES
WALTER ROAD
SWANSEA
と浮き彫りになっています。スウォンジー、ウォルター通りのJ.T.ディビス先生?それとも薬屋さん?
手紙を入れて海に流すのによさそう。
ウェールズのスウォンジーは港町だからちょうどいい。流れてどこへ着くかしら・・・
高さ135ミリ。水薬用の目盛りが好きです。
こちらは
YARDLEY
ESTD・1770
LONDON
とあります。1770年創立のロンドンのヤードレー社のですね、錠剤でしょうか。
高さ約80ミリ。底に25番と浮き彫りが。何が入っていたのかな・・・
最後はご愛嬌。今日は「にゃん・にゃん・にゃん」で猫の日なんですって?!
真ん中の大きめの招き猫の左のコは上を向いていて、右隣のストラップのコは下を向いてるの。
わかるかな?
ようやく、春になりました… [goods]
参っちゃいました・・・
何かのはずみでモデムの設定がとんでしまい、LINEはつながっているのに
PPPが消灯してて、どうしてもつながらない・・・
出かけなくちゃならないし、用事はあるしで、ようやく復活して
また素敵なブログにあちこちお散歩できるのが嬉しい、嬉しい。
で、
絶対に今日やる!と決めていた玄関の飾り替え。
終わってホッといたしました…
もうね、ずっと気になりながら、優先順位に追われ、こんなにずれこんじゃいました。
本当はピンクのチューリップがしおれてしまったので
桃の花と菜の花にしたかったのだけど、
もう帰り際に家の近くの花屋さんが閉まっていたので
リビングの花瓶から一本移動してもらって
今日のところはこれでひとまず、春仕様になりました。
明日は雨になりそうだけれど、
週中は春の陽気になるのだとか。
頑張って、ここから春を拡げていかなくちゃ…
でも大きな雛段が出るのはもう少し先になりそう。
う〜ん、娘の婚期が遅くなったら困っちゃう…
春告げ鳥は何の鳥かな?
チョコじゃない?! [goods]
我が家の義理チョコです。
ん、でも待てよ…リブロブックス?…
そうです!中はこう…美味しそうなミルクチョコに見えるのに、はい、食べられません。
正解はパズル!です。ミルクチョコは難易度ピュア(甘め)、ブラックはビター(苦め)
ミルクはチョコ山が5個のピース、ブラックは6個のピースでいろんな形になるらしい。
食べられないのもかわいそうなので、食べられるのは、また別に…(不経済?)
いえいえ、ちょっと面白そうだったので、私が欲しかっただけかも…
ウケました…
でも、これ、けっこう難しいのです。
ブランデーでも傾けながら、クラシック音楽をBGMにゆっくり解けばできるかも。
…当分そんな時間、ありそうにありませんね…
やっと「十二人の優しい日本人」 [entertainment]
WOW WOW録画の「十二人の優しい日本人」
ようやく観ることができました。
だって今日は、お休みの日だもんね!
面白いわ、やっぱり・・・
三谷幸喜はもういいや、って思っていたのだけど。
こういうの書かせると本当にうまいですね。
おまえは、この先、背が伸びない… [goods]
もう、いや!
誰がこんなコト…って、うちの家族はこんなことをやる人ばっかり…
でも、待てよ、これって今市子さんの『百鬼夜行抄』じゃありませんか?!
妖魔と共存する飯嶋ファミリーの愉快でちょっぴり怖い日々を描いた傑作シリーズ
もう単行本13巻になりますが、
今さんは、これが連載デビュー作と思えないくらい絵がきれい。
大好きな泉鏡花に通じる世界がとても魅力です。
「花組芝居」で舞台化して、クールビューティの司ちゃんを太めでどちらかというとがっしり型の秋葉陽司さんが演じて物議をかもしたのを思い出しちゃいました。
ナイス!な川越 [antique]
春っぽいいちご大福
このところ、仕事の関係で川越通いが続いています。
今までに何度もテレビで紹介されて知ってはいたけれど、
実際に初めて行って、圧倒されちゃいました。
ほんとーに面白い街です。
もう、どこにでも、いたるところに歴史のある建物があって、圧巻!
銀行だって美しい
実はディスペンサーを使ったとき、書類を置き忘れ、預かってもらってます。
早く引き取りに行かなきゃ・・・
しかも、どの建物もみんな現役なんですよ!
中に入って見せていただくと、太い梁に江戸時代の大工さんが書いた文字がそのまま残っていたりする。(多くは明治の大火以降再建された明治の建物ですが)
この見世蔵を建てた川越商人たちのスケールはもう桁が違っていて、
今に換算すると、10億円くらいはかかったそうです。
一歩入った人気の菓子屋横丁
こんな日は観光客なんか来ないだろうな~という凍えそうな寒い日でも訪れる人がたくさんいるんですよ。
老舗の玉力さんのきれいな組飴。
季節ごとに絵柄が代わり、今は桃の花。4月は桜や桜草になり、夏はアサガオなんですって。
ご主人の久保田さんは70才。15才のときから作り続けてらっしゃるんだそうです。
一昨日は亀屋さんという老舗の和菓子屋さんの前でスケッチをしている人が。
所沢在住の吉田さんという方で、太極拳の先生で川越に教えてにいらしていて、
いらっしゃるたびに描いているとか。
もう見る見るうちに、サラサラと素敵な素描が完成!
もう10年も描き続けていて、
4月にアトレ川越というところの小さなスペースで個展をなさるそうです。
絵心のある人は本当に羨ましい。
この明治の蔵造りの町並み以外にも、大正浪漫通り、
そんな銘打たれている通りだけじゃなく、一歩入ると洋風建築や味のある建物がゴロゴロ・・・
そのひとつで蔵造りの家の中にあるアンティークの着物屋さんには
かわいくて洒落た着物がいっぱい!
毎月28日には骨董市も開かれるそうです・・・
うーん、行ってみたいけど、行ったらすごーく欲しいものとどっさり出会っちゃいそうでこわい・・・
こわい、こわい、こわいけど行きたい・・・
でもおうち片付けてきれいになったらね、と妥当なところで妥協して
だって、きれいなおうちじゃなければ、せっかく買ったものが可哀相ですものね!